自分磨きをする
IT系の仕事をする中で給料を上げたいのであれば、自分磨きをして自分自身の市場価値を上げるのも有効です。というのも、IT業界は人材不足とは言いつつも、同じようなスキルを持つプログラマーやWebデザイナーも徐々に増えてきており、他者との差別化を図る必要性が出てきたからです。そのため、いかに努力して自分の価値を上げるかが重要で、自分をアピールできるどんな要素を持ち合わせているかが、今後の給料を上げるカギとなります。
プラスアルファのスキル習得がカギ
なかなか給料が上がらずジレンマを抱えているIT職の人は、さまざまな方法を模索していることでしょう。その解決策の1つとして、自分の市場価値を上げることが、給料アップに直結するかもしれません。たとえば、あらゆるシーンで自分の強みとなりアピールポイントともなるプラスアルファのスキルを習得します。具体的には、プログラマーであれば、自身が保有するプログラミング言語のスキルとは別に他言語のスキルを習得することで、活躍できるフィールドが広がり評価も上がるでしょう。ただし、習得するのはどんな言語でもよいというわけではありません。せっかく身につけるなら、IT業界の動向を探り、今需要が高いプログラミング言語を習得した方が有利に働きます。そのため、できればIT職や同業者、クライアントなどが集まる交流会に参加し、最新の情報を収集すると良いでしょう。そして、給料アップに有効なプログラミング言語の習得を目指し、努力を重ねることが大切です。
ソフトスキルも身につけたい
今よりも給料を上げたいのであれば、ハードスキルであるIT技術を極めるのはもちろん、マネジメントスキルやコミュニケーションスキルといったソフトスキルもしっかりと身につけたいところです。こうした個人的な特質が人よりも秀でていることで、後々重要なポジションを任されたり、給料に反映されたりします。もちろん、コミュニケーションスキルやリーダーシップ能力など、もともと生まれつき備わっており得意とする人もいるでしょう。それとは別に、実際の現場で求められる優れたマネジメントスキルや問題解決スキルなどは、経験を積み重ねたり適切なトレーニングを行ったりすることで能力を開発できます。今の給料に満足できないなら、まずはこうしたソフトスキルにも注目して自分の能力を高める努力をするといいかもしれません。
給料アップに強い資格の取得も有利
給料アップに繋がる資格を取得するのも、1つの手です。たとえば、「Linux技術者認定」の資格は、ネットワーク構築の基盤とされることが多いLinuxについて体系的な知識を学べます。難易度は3段階に分かれており、合格率はレベル1で約半数です。また、「オラクルマスター」の資格を取得すると、世界でもトップクラスのデータベースを扱えると認められます。「シスコ技術者認定」の資格は、ネットワークエンジニアにとって優れたネットワーク技術を保有していることの証明となるため、非常に重要です。同資格は全部で31種類あり、中でもCCNAが最も取得する価値があるとされています。これらの資格を取得することで給料アップに近づけますが、何より向上心を持って日々を過ごすことが大切だと言えるでしょう。