プログラマーについて
IT系の職種といえばまずプログラマーをイメージする人が多いかもしれません。ここでは、ITの時代に突入しています。注目が集まるプログラマーの仕事内容や給料などについてご紹介します。
プログラマーの仕事
システム開発の一連の流れの中で、主に開発とテストを担当するのがプログラマーです。要件定義や設計を行うシステムエンジニアの仕事とプログラマーは、似ているようで違っています。システムエンジニアの場合、クライアントと直接会って要件をまとめていきますが、プログラマーは、システムエンジニアから受け取った設計に基づいてプログラミングを行うことが仕事です。ただし、どちらの職種も定義が曖昧で、企業や現場によって両方の要素が求められることもあります。プログラミング言語には様々な種類があり、開発の内容によって使用される言語が異なるため、幅広い言語スキルがあるプログラマーは幅広い分野で活躍できます。プログラマーは、知識だけでなく理論的思考力や問題解決力が問われる職種なので、わからないことをなるべく独学でクリアする訓練をしておくことをおすすめします。また、チームとして仕事をすることが多いため、コミュニケーション力を養っておくことも大切です。
プログラマーの給料
プログラマーの平均年収はおよそ430万円ほどと言われています。20代は300万円代、30代以降は400万円から500万円代、40代以降は600万円代になる人もいます。ただし、スキルや経験、役職などによって年収が異なるため、これらの金額はあくまでも目安です。プログラマーとしての経験が増えると、システムエンジニアが担当する領域の仕事を任されるようになることも多く、マネジメントスキルが買われれば管理職へとキャリアアップできる可能性もあります。そうなれば、年収が年齢別の平均を上回る場合もあるでしょう。
Javaエンジニアの年収は高め
プログラマーとしてIT職のキャリアをスタートさせるなら、プログラミングについての勉強をしておく必要があります。市販の参考書やインターネットの学習サイト、専門のスクールなどを活用し、できるだけプログラミングを実践で覚えておくようにしましょう。どの言語を学ぶべきか迷ったら、汎用性が高い定番の言語をまずは学んでおけば選択の幅も広がります。おすすめなのが「Java」です。平均的なプログラマーの年収と比較しても、Javaエンジニアの年収は高めの水準で、30代で500万円から700万円代になることもあります。Javaは大小様々な規模のシステム開発にも使用されている言語で、金融系や交通機関などの社会インフラやその他多くのシステムを支えていることから求人数も豊富です。